外国,為替,証拠金,取引,FX, 外国,為替,証拠金,取引,FX

外貨建てMMFとの比較・違い

このページでは、外貨建てMMFと外国為替証拠金取引(FX)の比較をしています。

外貨建てMMFの概要

現在(2006年)の日本の低金利と比べて高金利である海外の通過を狙って、金利を得る方法として、外貨預金のほかに、

外貨建てMMF

というものがあります。

まず、MMFとは、Money Management Fundの略で、国債、地方債、格付けの高い会社の社債、 コマーシャルペーパーなどの格付けの高い債券などを用いて、証券会社が運用している投資信託の一種です。安全性が高く、 ほぼ確実に元本は帰ってきて、預金よりは高い金利(2006年4月現在で0.037%程度)がもらえます。いつでも、購入・ 換金ができますが、30日未満で解約するときは、1万口あたり10円程度の手数料が引かれます。

外貨建てMMFというのは、このMMFの外貨版で、運用先が、外貨の国債や地方債などの高格付けの商品となっています。 MMFと同じように、外貨ベースでの元本はほぼ確実に帰ってきて、預金より少し高い金利がもらえます。また、 外貨建てMMFは円のMMFとは違い、30日未満で解約しても手数料は取られません。

ページのトップへ▲

外貨建てMMF VS 外貨建て預金

この外貨MMFか外貨預金か、どちらがいいか迷うところですが、外貨建てMMFが外貨建て預金に比べておトクな点は以下の4つです。

1.為替スプレッド(手数料)が小さい

会社によって、為替スプレッド(ドルを買うときの為替レートと売るときの為替レートの差。手数料みたいなもの)は異なりますが、通常、0. 5円から1円程度で、 外貨預金の2円程度と比べると半額程度になっています。

2.いつでも解約可能

外貨預金は、定期預金なので、最初から決めていた満期日まで解約することはできませんが、 外貨建てMMFはいつでも解約可能です。

3.ちょっぴり高い利回り

同じ通貨であっても、外貨MMFの方が少しだけ利回りが高いです。例えば、2006年4月現在のドルの1年外貨預金の利回りは3.77% ですが、外貨建てMMFの利回りは4.062%です。

4.為替差益は税金がかからない

な、な、なんと、為替差益は、なぜか外貨MMFだけは税金はかかりません。なので、節税したい人にはいいかと思います。ちなみに外貨預金の為替差益は、 外国為替証拠金取引(FX)と同様に 「雑所得」となります。

外国為替証拠金取引(FX)の税金については、「外為取引(FX)の税金・ 確定申告」 のページをご覧下さい。

なお、為替差益が税金がかからず、利子については源泉徴収ですので、外貨建てMMFでは、確定申告が要りません。

こう見ると、外貨預金をするぐらいなら、外貨MMFが断然おトクということになります。

ページのトップへ▲

外貨建てMMF VS 外国為替証拠金取引

しかし、外国為替証拠金取引(FX)と比べると、以下の3点で外貨MMFは不利な点があります。

1.為替手数料

これは圧倒的に外国為替証拠金取引(FX)の方が安いです。外貨MMFが50銭程度に対して、外国為替証拠金取引(FX)は5銭程度。 10分の1ですね。

2.証拠金(保証金)取引ではない

外貨MMFは証拠金(保証金)取引ではないので、いくら外貨の利率が高くても、4%から5%程度の利率しか取れません。一方で、外国為替証拠金取引(FX) は証拠金(保証金)取引ですので、為替差損のリスクさえ負えば、スワップ金利(ポイント) だけでも50%近い利回りを取ることが可能です。

つまり、外貨MMFは1倍の為替リスクしか取れない代わりに、1倍のリターンしか負えない。一方で、外国為替証拠金取引(FX) は1倍から10倍までの為替リスクを自分で選んで取れる代わりに、リターンも1倍から10倍まで選べるということになります。

3.外貨が高くなるときしか儲からない

外貨MMFは「買い」しかできませんので、外貨が高くなると予想したときしか買えません。一方で、外国為替証拠金取引(FX)は「買い」 も「売り」も両方ともできます。儲けられる投資チャンスは、それほど多いものではありません。 なるべく多くの投資チャンスがある方が有利なのは確かです。

 

ページのトップへ▲

外貨建てMMFがお得な場合

しかし、一方で、外貨MMFが有利な点があります。それは、「日本の金利が上がろうと下がろうと、アメリカが金利を下げない限りは確実に年利4% の金利収入が得られる」という点です。

日本の金利は0%以上下がることはありません。したがって、アメリカの金利が変わらない限り、 レバレッジが1倍のときの外国為替証拠金取引(FX)のスワップ金利(ポイント)は4% を超えることはありません。しかし、日本の金利が上がれば、スワップポイントが4%から小さくなる可能性はあります。

これらをまとめると、外貨MMFと外国為替証拠金取引(FX)の比較は以下のようになります。


外貨MMF 外為証拠金
金利収入 安定的
(外国の金利が下がらない限り)
・日本の金利が上がれば少なくなる
レバレッジを上げれば数10% も可能
為替差損益 1倍のみ ・1倍から10倍まで調整可能
買うタイミング 外貨が上がっているときと予想したときのみ 外貨が上がるときも下がるときも可能
リスク 1倍のみ 1倍から10倍まで調整可能
為替スプレッド 50銭程度 5銭程度

レバレッジが1倍の外国為替証拠金取引 (FX) と外貨MMFを比べると、日本の金利が上がろうが確実に外貨の金利が獲得できる外貨MMFの方が有利ということになります。

一方で、外貨MMFは確実に為替スプレッドを50銭(0.5%)を支払わなければなりません。

したがって、「日本の金利が今後1年間で0.5%以上上がらないと予想すれば、外国為替証拠金取引(FX)の方が有利」 ということになります。

実際には、仮に、日本の金利が0.5%以上に上がるとしても、半年後や9ヵ月後なので、現時点(2006年4月)においては、まだ、

レバレッジ1倍の外国為替証拠金取引 (FX)の方が有利

ということになるでしょう。

もちろん、多少の為替リスクを背負っても、がっつり利益を上げたいという人にとっては、圧倒的に外国為替証拠金取引(FX) の方が有利ということになります。

なお、外貨建てMMFを申し込むのであれば、断然、E*トレード証券 マネックス証券がおすすめ証券です。

まず、E*トレード証券は為替スプレッド(手数料) が50銭と外貨建てMMFの業界平均と比較して最低レベルなのでおすすめ証券です。

また、マネックス証券は同じように為替スプレッド(手数料)が50銭で、 米国ドルMMFを外貨建ての業界平均と比較して最低レベルで取引できる以外に、 豪ドルMMFも買うことが可能です。 これはおすすめ証券ですね。

なお、上二つのおすすめ証券会社は、為替スプレッド(手数料)以外の手数料は全てタダです。 これは外貨建てMMFを扱っている他のネット証券会社と比較しても同じですね。

現時点 (2006年4月)では、米国ドルMMFの利率は4.0%程度ですが、豪ドルの利回りは4.8%程度なので、 かなりおトクです。 ただ、豪ドルMMFはスプレッドが140銭もするので、豪ドルの利回りが米ドルなどに比べて1% 以上高くなくなったら、 米国ドルの方がいいかも知れません。

いずれにせよ、外貨MMFでも手始めにやってみようかと思った方は、とりあえず、資料でももらってみてはいかがでしょうか?

なんせタダですし、外貨MMFについて、 分かりやすくイラスト入りで説明してくれています。ヘンな本を買うよりよっぽど分かりやすいです。

E*トレード証券の資料請求はこちらから

マネックス証券の資料請求はこちらから