外国,為替,証拠金,取引,FX, 外国,為替,証拠金,取引,FX

マージンコールとロスカットとの違い

このページでは、外国為替証拠金(保証金)取引(FX)のマージンコールとロスカットについて、リスク管理(銀行) やストップロスオーダーとの違い、計算方法、目安(-20%など)、ルール、デイトレ時の扱いなどをご紹介します。

その他の外国為替証拠金取引(FX)の必勝法はこちらから

「投資で設けるコツ」
「リスク対策が最も大切!」
「スワップ金利で手堅く!」
「スワップ金利で儲かるマル秘必勝法」   
「為替差益で大きく!(1) 指値、 成行」 
「為替差益で大きく!(2) OCO、 IFD」
「為替差益で大きく!(3) IFO、スリッページ」
「為替差益で大きく!(4) ストップ・ロス・ オーダー」
「為替差益で大きく!(5) トレール注文」
「為替差益で大きく!(6)究極・ 最強テクニカルチャート分析口座」
「為替差益で大きく!(7)  ファンダメンタル分析」
「トレードスタイル その1」
「トレードスタイル その2」

ほとんどの外国為替証拠金取引(FX)業者・会社では、商社系、先物取引系、外資系、銀行系にかかわらず、 顧客が大損をしないようにするために、ロスカットまたはマージンコール(多くはロスカット)の制度を持っています。


1.ロスカット

予想に反して購入した外貨(例えばドル)が下落した場合、決済した時点で多くの損失が出て、証拠金(保証金) を超えてしまう可能性があります。

そうなると、投資をしていた人は、ボーっとしている間に、追加で証拠金(保証金)を払わなければならなくなり、証拠金(保証金) が全額なくなった上に、何十万円もの追加証拠金(保証金)(これを「追証」といいます。)を支払わなければならないということも考えられます。

つまりは、外国為替証拠金(保証金)取引(FX)は、リスク管理が大切ということなのです。

そこで、証拠金(保証金)に対して、ある一定の割合まで損失が広がると、自分では決済指示を出してなくても、外国為替証拠金取引(FX) 業者・会社が強制的に決済をしてしまうルールを設けて、顧客を大損から守ろうとするのが、ロスカットです。

以下にロスカットの為替の計算の例を紹介します。

(例)100万円を証拠金。
   1ドル=100円で10万ドルをA社で購入(レバレッジ10倍)。
   A社のロスカットライン(保証金維持率)が25%。

(1ドル=97円のとき)
  損失は30万円。(保証金)ー(損失)=70万円(-70%)
    →セーフ

(1ドル=95円のとき)
  損失は50万円。(保証金)ー(損失)=50万円(-50%)
    →セーフ

(1ドル=92円のとき)
  損失は80万円。(保証金)ー(損失)=20万円(-20%)<25%
    →ロスカット!!
    →その時点で購入している全ての外貨(ドル以外も)
      が全て強制的に決済される

ロスカットのポイントは、

自分では決済指示を出していないのに、全てのポジション(外貨) が強制的に決済される

という点です。あとでいくらその外貨が上がっても関係なく、決済されてしまいますし、下がって損を出した通貨以外も全て決済されてしまいます(例えば、 ドルが92円まで下がってロスカットをされてしまった場合、他にユーロやポンドを持っていたら、 これらも全て強制的に決済されてしまいます。)

そう考えると、レバレッジを決める際には、簡単にロスカットされないようなレバレッジにする必要があります。

ロスカット圏内に入ってしまうと、自分では「また、後から必ず上がる!」と思っていたのに、業者に強制的に決済されてしまいますので、 予定が大幅に狂う可能性があります。

(例)100万円を証拠金
   1ドル=100円でA社で購入。
   A社のロスカットライン(保証金維持率)は20%

レバレッジ1倍の場合 : 1ドル=20円でロスカット

レバレッジ5倍の場合 : 1ドル=84円でロスカット

レバレッジ10倍の場合 : 1ドル=92円でロスカット

レバレッジ50倍の場合 : 1ドル=96円でロスカット

レバレッジ100倍の場合: 1ドル=99.2円でロスカット

たった80銭動いただけで、ロスカットされてしまうなんて、やっぱりさすがにつらいですよね・・・

そういう意味では、ロスカットを防ぐ目安としては、レバレッジを50倍以下に抑えるということだと思います。


2.ロスカットとストップロスオーダーの違い

ロスカットとは、1.でも書いたとおり、証拠金(保証金)から(未実現)損失を引いた金額が一定の割合を下回った場合に、 全ポジションが強制的に決済されてしまうルールのことを言います。

一方で、ストップロスオーダーとは、ある値(買値より下の値段)になったら、決済してもらえるように自ら指示を出すことをいいます。

例えば、1ドル=100円で購入したときに、損失を抑えるために、 1ドル=98円になったら決済されるようにあらかじめ購入時に指示を出すことができます。これがストップロスオーダーです (ストップロスオーダーの詳細は、 「為替差益で大きく!(2)ストップ・ロス・オーダー」をご覧ください。)。

外国為替証拠金取引(FX)業者・会社が強制的にポジションを決済してしまうのがロスカットで、 自ら決済の最低金額を設定することがストップロスオーダーです。

つまり、ロスカットは業者・会社が強制的に損切りをさせるために行うものであって、 ストップロスオーダーは自らの意思で損失の最大限はここまでに設定すると決めるために行うものだということです。

通常、ストップロスオーダーはロスカットより遥かに手前(損失が小さくなる)ように設定しますので、ストップオーダーをかけている場合は、 ロスカットされることは、まず、ありません。


3.マージンコール

マージンコールとは、ロスカットと似ています。

ロスカットと同じように、証拠金から(未実現)損失を引いた金額が一定割合を下回った場合、強制的に決済がされてしまうルールです。

しかし、マージンコールは、次の点でロスカットと違います。

  • 一日一回だけ金額のチェックがされる
    (ロスカットは15分から30分に一回程度)
  • マージンコールの状態になってから、決済されるまで、約1日ぐらい猶予がある (ロスカットはロスカットラインを下回った瞬間に決済される)
  • 全額決済されるわけではなく、マージンコールの状態が解消される分だけのポジションが決済される(会社によっては、 マージンコールでも全額決済される場合もある)

だいたいマージンコールラインは、ロスカットラインより大きく設定されます(例えばマージンコールラインが50% でロスカットラインが20%など)。なので、

マージンコールはロスカットに比べて、 ゆるいルールだけど先に適用されるルール

といえます。

(例) 1ドル=100円で保証金は100万円
    10万ドルを購入(レバレッジ10倍)
    マージンコールラインは50%
    ロスカットラインは20%

1ドルの値 保証金ー損失 保証金維持率 マージンコール?
ロスカット?
97円 70万円 70% セーフ
95円 50万円 50% マージンコール!
92円 20万円 20% ロスカット!

この例を参考に、外為どっとコムのマージンコール・ルールで何が起こるかをご紹介します(マージンコールのルールは、ほぼ下と同じですが、 業者・会社によって異なる場合があります。)

一日が終わった時点(業者・会社によりますが、NYマーケットが閉まった時点や東京マーケットが閉まった時点などが多いようです)で、 1ドル=95円を下回っているとマージンコールがメールなどで連絡がされます。

その瞬間には、何も起きませんが、メールには以下のどれかをするように指示があります。

  • 証拠金(保証金)を追加入金する
  • ポジション(通貨購入量)を減らす

それで、どちらかをすればいいのですが、翌日の午後3時までに何もしなかった場合、またはしていても、 まだ保証金維持率を上回れない場合は、外為どっとコムが保証金維持率が上回ることができるまで決済をします。

一方、その日のうちに、ドルが急落し、95円を通過して、92円にまで達してしまったとします。そうなると、 その時点でロスカットルールが発動され、全てのポジション(ドル以外も含めて)が決済されてしまいます。

なお、ほとんどの業者・会社はロスカットルールを設けていますが、マージンコールを設けているのは半数ぐらいです。


4.各社のマージンコール・ロスカットのルール・目安

各社のマージンコール・ロスカットのルール・目安を比較・一覧したものです。

マージンコール、ロスカット以外の手数料などの各業者の比較・一覧については、「外為業者・ 会社の比較・一覧・ ランキング」のページをご覧ください。

 

社名




|ル

マージンコー
ルライン







|ル
ロスカ
ットア
ラーム
ライン
ロスカットライン
トレイダーズ証券 75%
スターアセット証券 独自ルール 50% 30%
三貴商事 独自ルール 50% 25%
FX-navi 4%
AFT-FX 25%
セントラル短資 75% 20%
上田ハーロー 独自ルール
エフエックス
オンライン
独自ルール 独自ルール
ひまわり証券 5% 2% 2%
三井物産フュ
ーチャーズ
50% 20%
オリックス証券 25%
FXプライム 20%
外為どっとコム 50% 20%
マネー
パートナーズ
50% 20%
カカクコム 50% 20%
三菱商事フュ
ーチャーズ
50% 30%
豊商事 独自ルール

各社ロスカットルールやマージンコールについては、さまざまなルールを持っています。取引を始める前に、きちんと資料請求をして、 ルールを確認するようにした方が懸命です。

各業者・ 会社の資料請求はこちらから

ロスカットが数%の業者・会社から30%程度のところまでさまざまですが、どれを選べばいいのでしょうか?

基本的には、

ロスカットされるような取引はしてはいけません!
その手前できちんとストップロスオーダーを出しておく

ことになりますので、あまり関係ないと言えば関係ないのですが、万が一の時もありますので、ストップロスラインはある程度高いところが無難でしょう。

注文の仕方については、

為替差益で大きく!(2)  注文方法 OCOとIFO(イフダン)
為替差益で大きく!(3)  注文方法 IFOとスリッページ

をご覧下さい。

実際に業者を選ぶ際には、ロスカットラインよりも他の手数料などの要素の方が遥かに大切です。そちらを見て選びましょう。

外為業者・ 会社の比較・一覧・ ランキングについてはこちら